はじめに

・カリフォルニア旅行を計画している方
・ロサンゼルスとサンフランシスコの違いが知りたい方
・実際の旅を参考にプランを立てたい方

カリフォルニアを代表する2大都市を比較

アメリカ西海岸の2大都市「ロサンゼルス(LA)」と「サンフランシスコ(SF)」はカリフォルニア州にあります。

カリフォルニア州は日本の1.1倍の大きさがあり、同じ州内にあっても両都市を行き来するには飛行機で片道約2時間かかります。

魅力の多い2つの都市を一度で回るのは日程的に厳しい方も多いと思いますので、この記事ではどちらか一方を選ぶならどちらの都市がどんな方におすすめかを解説します。

2都市を5つの観点で比較!

この記事では、ロサンゼルスとサンフランシスコを「雰囲気、観光、移動、コスト、治安」の5項目で比較します。それぞれ表にまとめると以下の通りです。

比較項目ロサンゼルスサンフランシスコ
雰囲気自由で開放的なエンタメ都市コンパクトで洗練された景観都市
観光最高峰の体験が詰まっている街歩きするだけで楽しい
移動移動に不便がつきもの移動がしやすい
コスト体験と移動にお金がかかる宿泊代にお金がかかる
治安エリアによってばらばら観光地付近でも注意が必要

5つの観点の詳細を順に解説します!

雰囲気

2つの都市は、同じカリフォルニア州にありながら、全く違った性質をもっています。

ロサンゼルス

サンタモニカの画像

エリアによって雰囲気ががらっと変わるため一言で表現するのはかなり難しいですが、頑張って表すなら「自由で開放的なエンタメ都市」です。

アメリカにとどまらず世界を代表する大都市でありながら、山々に囲まれた中心部にはどこか解放感があり、ビーチに行けばリゾート感を味わうことができます。

ハリウッド映画やファッション、スポーツといったエンタメやトレンドの最先端を持ち合わせた体験に尽きない都市です。

華やかな都市だけど、たまにはアメリカ西海岸らしいリゾート感を味わいたい方にはぴったりです!

サンフランシスコ

ザペインテッドレディーズの画像

サンフランシスコの雰囲気を表すなら、「コンパクトで洗練された景観都市」といえるでしょう。

街全体がフォトスポットのようなカラフルな建物、少し歩けば海や自然を見ることができ移動中もわくわくが止まりません。

ミッションの画像

中心部にコンパクトにサンフランシスコらしさが詰まっていて、少しの移動だけで新たな魅力がすぐに見つかるような都市です。

大都市でありながら、不思議と落ち着きを感じるようなアメリカ西海岸らしい旅を求めている方にぴったりです!

観光

両都市魅力たっぷりですべてを紹介することは難しいため、「中心部、リゾート、自然」の3つで比較していきます。

ロサンゼルス

中心部
ルート66の画像

ロサンゼルスの中心部は、エンタメを詰め込んだ場所です。

ハリウッドのシンボル「ハリウッドサイン」、アメリカンドリームを象徴する「ルート66」のサイン、ハリウッド映画の撮影地の数々、歴史あるスポーツチームも見逃せません。挙げだしたらきりがありませんね。。

リゾート
ゲティヴィラの画像

ロサンゼルスから車で行ける場所に、「マリブ」や「パームスプリングス」といったセレブも訪れるリゾートが点在しています。

世界を牽引する最先端のファッションから、世界中から集められたビンテージ品の数々、広大なビーチなど。個性豊かなスポットからは何度訪れても目が離せません。

自然

ロサンゼルスのある南カリフォルニアといえば、全体的にからっと乾いた晴れた気候が特徴的ですが、それを体現しているような自然を感じられるのが「ジョシュアツリー国立公園」です。

日本では体験できないどこまでも続くような砂漠は、一目見れば目も心も奪われて行きます。一度は訪れてほしい絶景スポットです。

サンフランシスコ

中心部
ゴールデンゲートブリッジの画像

サンフランシスコの中心部は、美しい街並みと自然が融合した場所です。

ヴィクトリア調のカラフルな建物が立ち並び、街中を走るケーブルカーからも目が離せません。サンフランシスコのシンボルといえば、存在感のある真っ赤な橋「ゴールデンゲートブリッジ」です。ビーチや丘の上など色々な場所から様々な景色を楽しむことができます。

リゾート

サンフランシスコから距離はありますが、南に進んだところに「カーメル」という海辺のリゾートタウンがあります。

まるでおとぎ話にでてくるようなかわいらしい街には、個人経営のローカル感を味わえるお店や地元食材を使った絶品グルメの数々。きっとあなただけのお気に入りのスポットが見つかるはずです。

自然
ヨセミテセンチネルブリッジの画像

サンフランシスコ周辺の自然を語るうえで外せないのが、「ヨセミテ国立公園」です。アメリカのナショナルパークの中でも上位の人気を誇るヨセミテには、生きた自然の迫力や威厳を感じることができます。

入口からこれからの旅の壮大さを感じさせてくれる「トンネルビュー」、高さ約739mから降り注ぐ「ヨセミテ滝」、360度自然に囲まれた「クックス・メドウ」など、一度行ったら忘れられない体験になること間違いなしです。

移動

移動のしやすさについては、サンフランシスコに軍配があがります。

ロサンゼルス

エンゼルスフライトの画像

ロサンゼルス観光には、車があるのとないのとでは、満足度に大きく影響すると言えます。その理由として、各スポット間の距離と公共交通機関の充実度が影響しています。

グリフィス天文台の画像

例えば、ロサンゼルス中心部にある人気観光地「サンタモニカ」、「ハリウッド」、「グリフィス天文台」を一日で回ろうとすると、車の利用で1時間半以上かかります。さらには、車社会が進んでいるロサンゼルスでは渋滞が頻繁に発生するため、思ったように移動ができないこともあるかもしれません。

バスや地下鉄など公共交通機関もあることにはありますが、スポット間の移動には乗り換えが多く発生したり、治安面での不安の声も多くあがっています。

以上のことから、車の利用、UBER利用での支払いの増加、観光のための滞在期間を増やすなど、観光時は移動面での不便さを解消するための対策を検討する必要があります。

サンフランシスコ

ケーブルカーの画像

サンフランシスコには、バス・路面電車・ケーブルカーなどロサンゼルスに比べて移動手段がかなり充実しています。

また、これらの公共交通機関は90分以内の乗り換えであれば無料で使えるケースがあったり、交通系IC「クリッパーカード」やクレジットカードのタッチ決済など便利に利用することができます。

ケーブルカーの画像

さらに、人気観光地がコンパクトにかたまっており、うまく公共交通機関を利用することで1日で多くのスポットを回ることができます。地元の方や観光客の利用も散見されるため、治安面での不安もロサンゼルスに比べて低いと言えるでしょう。

コスト

物価はどちらも非常に高く、2つの都市にほとんど差はありません。コストを比較するにあたって、2026年5月現在の「1$=約150円」で計算しています。

ロサンゼルス

ロサンゼルスを楽しむには、大きく2つのコストがかかってきます。

1つ目が、体験にかかる費用です。

カリフォルニアアドベンチャーの画像

ロサンゼルスを楽しむなら、ディズニーリゾートをはじめとしたテーマパーク、ドジャースやレイカーズなどスポーツ観戦など様々な体験をしたい方も多いはず。

ディズニーなら入園料だけで1パークごと100~200$以上(1.5~3万円)、スポーツ観戦で多少いい席で観戦しようとすれば3万円以上は間違いなくかかってきます。さらに大谷選手のユニフォームを購入したところ約270$(約4万円)もかかってしまいました。。。

2つ目が、移動にかかる費用です。

ロサンゼルスの街並みの画像

前述した通り、ロサンゼルスの各観光スポットは離れているため、移動のためにUBERを利用する機会も増えてくるはずです。

その時々によって前後はしますが、約30分程度の移動で7~8000円はかかってきます。これがスポット間の移動の度にかかると考えるだけで恐ろしいですね。。

サンフランシスコ

フィッシャーマンズワーフの画像

食事やお土産の購入については、ロサンゼルスと概ね変わることはないと言えます。サンフランシスコ特有でコストがかかるといえば、宿泊代です。

観光地がコンパクトにかたまっている分、中心地に近いエリアで宿泊をする方も多いのではないでしょうか。中心部に泊まるということは、宿代が増加することを指します。

私の例だと、中心部から少し外れた場所で5泊6日の宿泊で約1,300$(約23万円)もしました。宿泊だけでこれは痛すぎます。。。

個人的に衛生面や安全面を考えて海外旅行の際はホテルをあまり妥協したくないと考えているため、抑えようと思えばコストを低くできるとは思います。ただ、日本の感覚で1泊1万円で宿泊しようと思うと、複数の人で1部屋を共有するようなドミトリーのような場所や衛生面安全性のリスクが高まることは注意が必要です。

治安

ツインピークスからの景色の画像

アメリカに限らず、海外旅行際の治安の心配はつきものだと思います。今回は2都市の中心部で比較します。

先に結論をいうと若干サンフランシスコが治安に不安をかかえていると思いますが、どちらも注意が必要です。すり対策のボディバッグの着用や観光中のイヤホン着用、スマホの注視には気を付けてください。

ロサンゼルス

NBA観戦の様子の画像

ロサンゼルスの治安を語るうえで、観光地周辺は比較的安全公共交通機関の利用は時間帯に注意の2点がカギになると思います。

人気観光地であれば観光客が多くおり、公共交通機関は日中であれば問題なく利用できると感じました。

ただ、街中のホームレスの存在、遅い時間帯の急激な治安の悪化には注意が必要で、不安を感じたら移動費をけちらずUBER等の利用をおすすめします。

サンフランシスコ

ゴールデンゲートパークの画像

ロサンゼルスと決定的に違うのが、街がコンパクトであるがゆえに、人気観光地のすぐ横に危険エリアが潜んでいることがある点です。

例えば、ダウンタウンの人気観光地「ユニオンスクエア」のすぐ隣には、世界のドラッグ関連犯罪の2/3を占めると言われている「テンダーロイン」という地区があります。

また、人気観光地であってもホームレスがところどころ目に入り、お金を要求されたり急に叫び始める人を見かけるなど、6日間の観光中に10回以上は体験しました。

ただ、そういった方を見かけても無視したり目を付けられるような行動をしなければ、急に襲われたり事件に巻き込まれるケースは非常に低いです。個人的には、そういった方を見かけても無視を決め込むのがおすすめです。

どっちの都市がどんな人におすすめ?

あなたにおすすめの都市はここ!

大都市でありながら、アメリカ西海岸らしいリゾートや忘れられない体験を重視する方は「ロサンゼルス」がぴったり。

アメリカ西海岸の良さを保ちながら、ヨーロッパを思わせるわくわくするような街歩きを重視するなら「サンフランシスコ」がおすすめです。

5つの観点での比較結果まとめ

雰囲気 (引き分け)
開放的な大都市を楽しみたいなら「ロサンゼルス」。美しい街並みと自然が融合した都市を楽しみたいなら「サンフランシスコ」。

観光 (引き分け)
忘れられない体験、からっとした気候を体現した自然なら「ロサンゼルス」。落ち着いた街歩きや大迫力の自然を体験したいなら「サンフランシスコ」。

移動 (サンフランシスコ)
人気観光地がコンパクトにまとまっているかつ公共交通機関が充実している「サンフランシスコ」が便利。

コスト (引き分け)
体験や移動にお金がかかるのが「ロサンゼルス」。宿泊代にお金がかかるのが「サンフランシスコ」。

治安 (ロサンゼルス)
観光地周辺の治安が安定している「ロサンゼルス」の方が若干安心。ただ、両都市とも注意は必要。

まとめ

この記事では、アメリカ西海岸カリフォルニア州にある2大都市、ロサンゼルスとサンフランシスコがどんな方におすすめの旅行先なのかをお伝えしました。

2つの都市は、同じ州にありながら、全く違った顔を持った都市であり、両都市の魅力や観光の際の注意点が伝われば嬉しいです。

これからアメリカ西海岸の観光を計画している方は、この記事を参考に計画してみてください!

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会社員のさくっと旅
旅が大好きな、20代会社員です! これまで、37都道府県、海外6か国に旅行に行きました。 平日は仕事や学校で忙しくて、週末くらいしか旅行に行く時間が取れないという方に向けて、「会社員の本気の週末旅」をテーマに、旅先を効率よく回るための情報を発信しています。 限られた休みで、旅先のグルメや絶景をあきらめたくないあなたに、実体験をもとに最高の旅行プランを提案します!