・夏の上高地旅行を計画している方
・上高地に宿泊予定の方
・早朝の景色や歩き方が気になる方
はじめに
夏の上高地の魅力の1つに、早朝に発生する朝靄が作り出す幻想的な景色が挙げられます。
この記事では、夏の上高地に行くことを前提に、朝靄の景色をはじめとした早朝の上高地の様子をご紹介します。
特に宿泊予定の方に向けて、人が少ない時間帯を楽しむためのコツもご紹介します。
実際に8月中旬に上高地1泊2日の旅行をした経験から、早朝の上高地の実際の様子や注意点などを解説します!
朝靄とは?

朝靄(あさもや)とは、朝方に地表付近にかかる「もや」のことです。
上高地では、7月中旬から8月の朝6~8時頃、大正池などで朝靄が発生しやすいと言われています。
朝靄の発生条件は、以下の2つです。
時期が限られるうえに天候にも左右されるため、旅行の際に見られるかはかなり運が絡みます。
朝靄がかかった上高地の景色は、とても幻想的で心に残ること間違いなしです。7月中旬から8月に上高地旅行を予定されている方は、この記事を参考に狙ってみてください!
何時に出発する?

上高地の朝靄といえば、代表的なスポットが大正池です。
ホテルが多い河童橋周辺での宿泊を想定して、目的別の河童橋の出発、大正池の到着時間の目安が以下です。
| 目的 | 河童橋(出発) | 大正池(到着) |
|---|---|---|
| 朝靄を見る | 5:00~6:00 | 6:00~7:00 |
| 朝靄&人が少ない時間を楽しむ | 4:00 | 5:00 |
どちらも朝靄が発生しやすいとされる6:00~8:00までに大正池に到着を目安にしています。
人が少ない時間帯を楽しみたい方は、それより1時間前の朝5:00到着をおすすめします。これは、日帰り客の最速組が5:00~5:30に上高地に到着し始めるため、それより前を狙った時間になっています。
次章で実際の写真をお見せしますが、個人的にはせっかく宿泊するなら人が少ない時間帯を楽しんでいただきたいです。相当な早起きをすることになりますが、その価値は十分にあると感じています。
河童橋周辺のおすすめホテルは、「五千尺ホテル上高地」です。気になる方は下の記事を読んでみてください。
実際の様子│河童橋→大正池
実際の様子をお見せする前に、前日と当日のコンディションを共有します。
前日の雨の時間帯が短いくらいで、ほぼ理想といえるコンディションです。
では、実際の様子をご紹介します!
河童橋

朝4:30頃の河童橋の様子です。早朝の上高地探索はここからスタートします。
穂高連峰側には、若干朝靄が発生しており、日中とは全く違う幻想的な世界が広がっていました。人は私含めて5人ほどしかおらず、落ちついた河童橋を楽しむことができました。

焼岳側はこんな感じです。焼岳は朝靄で隠れていましたが、奥に伸びる梓川とそれを囲む木々を確認することができました。
何時間でも眺めていたい景色でしたが、大正池に向かうためぐっと気持ちをこらえてハイキングに向かいます!
道中│梓川ルート

大正池に向かうルートは、梓川ルートと林間ルートがあります。距離は変わりませんが、川のせせらぎを聞きながらハイキングがしたかったので、梓川ルートを選択しました。
ハイシーズンでも川の音しか聞こえない静寂の時間は、宿泊者だけが味わえる最高のひと時です。
また、早朝でも思っていたより道が明るく、歩きやすかったのが印象的でした。

道中どの場面を切り取っても画になる風景ばかりで、思わず立ち止まってしまいます。早朝に散策をしている時が、上高地に宿泊した価値を1番感じた瞬間でした。

ちなみに、こちらが道中で最も暗かったエリアです。そこまで暗くなく、安心して歩ける道だということが伝われば嬉しいです。
最低限の注意は必要ですが、道中特に危険に感じた場所もなく、何事もなく歩くことができました。
大正池

5:30頃、大正池に到着しました。これまた日中とは雰囲気が全く違い、幻想的な景色が広がっています。
水面に少し発生している朝靄と木々の深い緑のコントラストが美しすぎます。。この景色を見るために早起きしてよかったと心の底から思います。

同じ時間でも角度によって朝靄の発生度合に差がありました。ただ、朝靄が発生していなくても、日中とは違う魅力のある景色であることに間違いありません。

空が明るくなってきた6:00頃の様子です。青空が見えるとまた違った雰囲気になりうっとりしてしまいます。

ちなみに、私自身、人が少ない時間帯を楽しみたかったのですが、5:30頃に到着した時にはかなりの人で溢れかえっていました。もっと早く出ておけばよかった。。。
この失敗から、前章では人が少ない時間を楽しみたい方には、より早めの出発・到着をおすすめしています。
早朝散策する前に知っておきたい事
実際に早朝の上高地を散策して、事前に知っておくとよいと感じたことが3つあるのでご紹介します。
梓川ルートを選ぼう!

早朝に河童橋から大正池に向かう際は、特別な理由がない限り梓川ルートを選ぶことをおすすめします。
主な理由は、梓川ルートは林間ルートに比べて、道が明るいこと、道が歩きやすいことが挙げられます。
林間ルートはその名の通り、木々の間を通り抜ける道です。実際に日中歩いた際、梓川ルートよりも若干暗めだと感じました。

また、林間ルートにはこのような階段をはじめ、梓川ルートより歩きづらいと感じる箇所がいくつか存在します。これは日中の写真ですが、早朝はこれよりも暗く歩きづらいことが想定されます。
夏でも上着が欲しい!

上高地の早朝は、夏でも15度を下回ることがあります。
そのため、軽く羽織れるものがあると、気温に合わせて調節できるため便利です。
私は、半袖Tシャツの上から、薄手のレインウェアを着て散策しました。歩いているうちに身体が温まってくるため、着脱しやすいものだと楽かもしれません!
ライトと熊鈴があると安心!

早朝散策時は、ライトと熊鈴があるとより安心です。
ライトについて、道中は思っていたより明るかったですが、それでも日中より暗いことに変わりありません。
ライトはスマホでもつけられますが、手持ちにすると片手がふさがってしまうため、首掛け式のものがあると便利です。

熊鈴について、早朝をはじめ薄暗い時間は熊の活動がピークを迎えると言われています。
早朝は人通りが少なく、前後に人がいないなんてことはざらにあります。
宿泊する方向けですが、ホテルによっては貸し出しをしているところもありますので、宿泊予定のホテルに聞いてみてください。
まとめ
この記事では、夏の上高地の早朝散策の様子をご紹介しました。
ご自身の目的に合わせて、朝靄だけを狙うのか、人が少ない時間帯の散策を楽しみたいのかで出発時間や持ち物を調整いただければと思います。
早朝の上高地散策の際は、ぜひこの記事を参考に旅のプランを立ててください!




