・尾瀬旅行を計画している方
・1日で旅先を効率よく回りたい方
・実際の旅を参考にプランを立てたい方
はじめに
鳩待峠~見晴を歩く尾瀬の旅
尾瀬は群馬県、福島県、新潟県、栃木県の4県をまたぐ巨大な国立公園です。
この記事では、草紅葉が見ごろを迎える秋の尾瀬にて、鳩待峠~見晴を巡る1日(0泊2日)モデルコースをご紹介します!
尾瀬には人気なハイキングコースはいくつかありますが、今回ご紹介するコースは初めての尾瀬やハイキングにおすすめの初心者向けルートです。
行った場所の紹介だけでなく、各スポット間の移動手段と移動時間や滞在時間の目安も記載していますので、ぜひ旅の参考にしてください!
旅の概要
旅行期間:0泊2日(夜行バス利用)
予算目安:~3万円
旅行時期:9月下旬
レンタカーの使用:無
前日夜から高速バスで尾瀬に移動し、早朝から夕方にかけてハイキングをする0泊2日のアクティブな旅です。ご自身の体力に合わせて、予定を調整してみてください!
また、レンタカー不要のプランになっています。
モデルコース
(前日夜)早朝│新宿→尾瀬戸倉
朝│鳩待峠→見晴
昼│見晴→鳩待峠
夕方│尾瀬戸倉→新宿
バスタ新宿│尾瀬号

今回の尾瀬ハイキングは、群馬県にある鳩待峠から入山します。鳩待峠までの主なアクセス手段は、尾瀬戸倉まで高速バスor車でアクセスして、尾瀬戸倉にてバス/乗り合いタクシーに乗り換えて鳩待峠に向かう方法があります。

今回は、バスタ新宿から高速バス「尾瀬号」に乗って尾瀬戸倉まで行く手段を選びました。片道5,400円で、所要時間は約6時間です。

車内は2列×2列の4列構成で、一般的な夜行バスです。そこまでスペースはないため、荷物は預けるか上の荷棚に乗せて、できる限り手持ちを少なくするのがおすすめです。
では、早速尾瀬に向かいます!!
尾瀬戸倉(行き)
🚌バス約6時間

尾瀬戸倉に着いたら、乗車券販売所にて、鳩待峠行きのバス/乗り合いタクシーの乗車券を購入します。到着したのは朝5時前で、周りはまだ暗かったです。

バスとタクシーで券が分かれているわけではないため、ご自身にあった券を購入すれば大丈夫です。料金は、大人片道1,300円で、現金のみ利用可能です。

所要時間は約25分です。始発は5:30でしたが、この日は5:15に発車しました。これは日によって異なると思いますので、当日の指示に従ってください!
鳩待峠(行き)
🚌バス約25分

今回のハイキングのスタート地点「鳩待峠」です。尾瀬国立公園の看板があり、記念写真を撮っている方も多かったです。到着は5:40頃で、だいぶ日が出て明るくなってきました。

看板の横には無料の地図がありました。公園内は通信環境が整っていない場所も多いため、紙の地図はありがたいです。中には地図だけでなく撮影ポイントの紹介や尾瀬のルールについても記載がありますので、ぜひ手に取って読んでみてください。

鳩待峠を出発して山ノ鼻に向かう道は、最初に岩場が続きます。9月下旬ですがすでに落ち葉が紅葉しているのがわかります。
この日は前日から早朝にかけて雨が降っていたため、かなり滑りやすくなっていました。当日や前日に雨が降っている日に訪れる方はご注意ください。

岩場を抜けると、木道が続きます。尾瀬はこのように木道が2本続いてる道が多いですが、基本的には右側通行です。ただし、木道が壊れていたり他にも危険だと感じるシーンがあれば臨機応変に2つの木道を使ってください!

木道の右上あたりには、何年につくられたものかの印字がされています。古いもの、新しいもの色々あるため、気になる方はぜひ見てみてください!
山ノ鼻(行き)
👟徒歩約1時間

尾瀬ハイキングの最初の分岐「山ノ鼻」です。尾瀬ヶ原や至仏山といった人気スポットに向かう際の拠点となり、ビジターセンターや多くの山小屋が位置しています。

山の鼻ビジターセンターは7時から営業しています。早朝からのハイキングの場合営業開始していないこともあると思いますが、空いている場合は先に訪れることをおすすめします。
※館内の様子は後の章「山ノ鼻(帰り)」でご紹介しています。

周辺には木製のベンチがあるため、座って休憩することができます。見晴までの道中、ちょっとしたベンチはありますがここまでしっかりとした休憩スポットはありません。朝食などはここで済ませておくことをおすすめします。

ちなみに、尾瀬には自動販売機がある場所もありますが、外に比べてかなり値段が高いです。ハイキングは体力を使って喉が渇きやすいため、節約したい方は飲み物を十分に持ってくることをおすすめします。
公式サイト:山ノ鼻
所要時間目安:30分
尾瀬ヶ原

群馬県、福島県、新潟県にまたがる高層湿原「尾瀬ヶ原」です。正確には山ノ鼻から見晴まで続く湿原全体を「尾瀬ヶ原」と呼びますが、この記事では1スポットとして紹介します。
9月中旬から10月上旬は草紅葉が見ごろを迎えると言われています。黄色味がかった草の間に木道が伸び、尾瀬らしい景色が広がっています。

場所によっては赤みがかった草も見られました。同じ紅葉の時期でも、10月に入るとより赤みが増し、時期によって違う景色が見られるのが特徴的です。

歩いている際に見ていただきたいのが、前後に見える大きな山です。見晴方面に見えるのが、福島県の「燧ケ岳(ひうちがたけ)」です。標高は2,356mで、福島県及び東北地方の最高峰でもあります。

鳩待峠方面に見えるのが、群馬県の「至仏山(しぶつさん)」です。標高は2,228mと燧ケ岳と同じくらいです。日本百名山の1つにも選ばれていて、登山としても親しまれています。

尾瀬を歩いていると「歩荷(ぼっか)」と呼ばれる、山小屋に物資を届ける仕事をしている方を見かける時があります。背中に抱える荷物は、なんと100kgを越えることもあるそうです。
見かけた際は仕事の邪魔にならないように配慮して、ハイキングを楽しんでください!
公式サイト:尾瀬ヶ原
逆さ燧の池塘
山ノ鼻→📍 │ 👟徒歩約20分

池塘に映る燧ケ岳が人気のスポット「逆さ燧の池塘」です。秋の時期には紅葉した葉が浮かび、それだけでも美しさが感じられます。

逆さ燧を見るには、晴れ+無風+燧ケ岳に雲がかかっていないことが条件となりますが、この日は風がとても強く残念ながら見ることはできませんでした。

ただ、池塘自体は尾瀬ヶ原内に多く見られ、別の場所なら水面に山が映っていることもあります。散策中に池塘を見つけた場合は、水面や周囲の景色をぜひ見てみてください!
公式サイト:不明
所要時間目安:5~10分
牛首分岐
👟徒歩約10分

尾瀬ヶ原内の最初の分岐「牛首分岐」です。ベンチが複数あり、休憩に使うこともできます。

分岐は、竜宮方面か東電小屋方面のルートを選んで見晴に向かいます。どちらを選んでも、帰りにもう片方のルートを通ることができます。
個人的には竜宮方面の方が尾瀬らしい景色が広がっているため、景色がいい時間帯に竜宮方面を歩くことをおすすめします。この日は朝は曇り、昼前から晴れ予報だったため先に東電小屋方面に向かいました。
景色以外の違いとしては、比較的歩きやすいのが竜宮方面、人が少ないのが東電小屋方面のため、好みや体力にあわせてルートを決めてみてください!
公式サイト:不明
所要時間目安:5分
ヨッピ吊り橋
👟徒歩約50分

「ヨッピ川」に架かる橋「ヨッピ吊り橋」です。

定員が10名とされていますが、1人で歩いてもかなり揺れました。橋自体そこまで大きいわけではなく単体で特別魅力あるスポットではありませんが、自然の中にある吊り橋は画になります。

ちなみに、ヨッピ吊り橋から見晴に向かう道中、新潟県と福島県の県境を越えることになります。特に県境がわかるような印はなかった記憶ですが、気になる方は地図を見ながら歩いてみてください!
公式サイト:ヨッピ吊り橋
所要時間目安:5分
見晴│尾瀬小屋
👟徒歩約1時間10分

ハイキングの折り返し地点「見晴」エリアです。ここにはキャンプ場や山小屋が集まっていて、その中でも大型の山小屋「尾瀬小屋」が人気です。ここでは、尾瀬の食材を使った料理をはじめ幅広いメニューを取り揃えています。

もちろんグルメも人気ですが、絶景を観ながら食事を楽しめるロケーションも人気の理由の1つです。

尾瀬小屋名物のフレンチトーストとアイスコーヒーをいただきました。ハイキングで疲れた身体に、フレンチトーストの甘さが沁みます。尾瀬小屋デザインのジョッキもかわいらしすぎました。
食べログ:尾瀬小屋
予算目安:1,000円~
山ノ鼻(帰り)
👟徒歩約2時間

行きに営業していなかった「山の鼻ビジターセンター」です。館内は尾瀬に関する展示が豊富にあります。本当はハイキング前に色々見たかったのですが、早朝からの訪問の場合は仕方ないですね。。

尾瀬に生息する生き物のはく製や本物の毛皮を触ったりできる体験コーナーもあります。

個人的に面白かったのが、木道に関するコーナーです。今日歩いた木道がどうやってできたのか、特徴や寿命など明日から話せる豆知識がついた気がします。笑
他にも、尾瀬ヶ原に向かう前でも後でも楽しめる展示が多くあるため、ぜひ立ち寄ってみてください!
最後の力を振り絞って、鳩待峠に向かいます。
公式サイト:山ノ鼻
所要時間目安:30分
鳩待峠(帰り)
👟徒歩約1時間30分

「鳩待峠」に戻ってきました。尾瀬戸倉行きのバスを待つ間、券売機にて帰りのチケットを購入したり、「はとまちベース」にてお土産を購入したりできます。

券売機ははとまちベースの隣にあります。バスは1時間おきに出発し、最終便が16:30です。乗り遅れた場合はタクシー会社に連絡することができますが、できるだけ時間に間に合うように余裕を持った行動をおすすめします。

はとまちベース内では尾瀬に関するグッズや群馬県のご当地グルメなど購入できます。

旅の記念にもなると思いますので、ぜひチェックしてみてください!

バスや乗り合いタクシーは坂を下った場所から乗車できます。緑のテントが目印です!
公式サイト:はとまちベース
所要時間目安:10分~
尾瀬戸倉(帰り)

尾瀬戸倉で帰りのバスを待つ間、「尾瀬ぷらり館」で過ごすのがおすすめです。

館内には「尾瀬ネイチャーセンター」があり、山の鼻ビジターセンターとはまた違う展示がありました。

また、戸倉の湯と呼ばれる温泉施設もあり、大人600円で入浴することができます。興味ある方は1日の疲れを飛ばすためにぜひ!
公式サイト:尾瀬ぷらり館
所要時間目安:10分~
まとめ
この記事では、秋の尾瀬を巡る1日(0泊2日)のモデルコースをご紹介しました。
都心からアクセスがしやすく、木道が整備されて初心者でも比較的歩きやすいハイキングスポットです。手軽に自然を味わいたい方や初めてのハイキングにもおすすめです。
ぜひ、次の旅の候補に尾瀬を入れてみてください!



